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ポートフォリオ(ブック)について

 ポートフォリオ(ブック)とは、作家が自分の作品を提案するための冊子です。

 御苗場に持っていくべきポートフォリオは、展示では紹介しきれない写真・展示の内容を補完する写真・展示をより深く見るための資料、といった位置づけになります。

 展示のコンセプトと関係のない写真を持って行ってしまうと、展示のコンセプトがぼやけてしまいます。 また、展示した写真よりも良くない写真を持っていくと全体の評価を下げるので、そのような写真は持っていかない方が良いと思います。 「展示と同じくらい良い写真なんだけど、スペースの都合で展示できませんでした」と自信を持って言えるような写真で、ポートフォリオを制作するのが良いと思います。

 それから、御苗場ではイベントとして雑誌編集者やプロの写真家によるポートフォリオレビューも行っていました。自己の上達や自分を売り込むためにも、ポートフォリオはぜひ持っていった方が良いと思います。

ポートフォリオ(ブック)の構成

 ブックの構成の基本は以下の通りです。本編の作品の並べ順については、写真教室や写真の学校、その他ワークショップなどで学ぶことができると思います。

表紙

・テーマ

・作家名

1ページ目

・タイトル

2ページ目

・コンセプト(アーティスト・センテンス)

3ページ目

・作家名

・プロフィール(経歴・実績)

本編

・作品、作品、作品、、、順番と構成をよく考える。

最終ページ

・作家名

・連絡先

その他備考

・ブックのページはすべて使い切るか、ページ数を調整できる冊子を使う。

・1つのブックには複数のテーマを入れないようにする。「1ブック1テーマ」。

・コンセプトはとても大事。読んでもらえるように、分かりやすい言葉で簡潔に。

・プロフィールの経歴と実績は何を書いて何を書かないかをよく選ぶこと。

・本を回さなくてもすべての写真・文章を読めるようにする。

・本編は、全体でひとつの流れやストーリーを構成できるように作品の順番に気をつける。